エンタメビジネス実況中継
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TikTokのバズは、アーティストの器のサイズまでしか伸びない。
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TikTokのバズは、アーティストの器のサイズまでしか伸びない。

2025年から2026年は、M!LKにとって進撃の年でした。

「イイじゃん」のSNS総再生回数は25億回超。2025年11月5日にM!LKの公式Xが出した数字で、内訳はTikTokだけで16億回超、投稿件数が約16万件です。

https://x.com/milk_info/status/1985938191791374798?s=20

同じ年、楽曲のなかに出てくる「ビジュイイじゃん」が新語・流行語大賞のノミネート30語に選ばれ、年末には第76回NHK紅白歌合戦に初出場しています。

こう並べると、TikTokでバズって、流行語になって、紅白に出て、アリーナツアーが決まった。そういう順番に見えますよね。

でも、M!LKが初めてアリーナで単独公演をやったのは、2023年10月22日なんです。横浜アリーナ、1万2,000人。「イイじゃん」の先行配信が2025年2月17日ですから、アリーナを埋めたのはバズの1年4ヶ月前ということになります。

「バズってから売れた」は、半分だけ正しい。土台が先にあって、バズはそのあとでした。※以下の記事で詳しく解説しています。

この順番が気になって、ここ数年で名前が一気に広まった8組を、日付で並べ直しました。火がついた日から、初めてお客さんの前に立った日まで、何ヶ月あいたか。お客さんの前に立った日は、確認できたなかでいちばん早い日を取りました。チケットを売ったワンマンの人もいれば、入場無料のリリースイベントの人もいます。ここで数えているのは動員の実力ではなく、客の前に立てる場所が用意された日付のほうです。

8組のうち6組は、TikTokの火が先でした。M!LKとME:Iの2組は、火より先に立つ場所を持っていた側です。この2組は月数を測るためではなく、比べる基準として入れました。

6組のうち、初めての日まで確認できたのは5組。2ヶ月から31ヶ月まで開いていました。残る1組は、まだ日程が発表されていません。

2ヶ月と31ヶ月

いちばん短かったのは、友成空さんとモナキ。

https://hirobaweb.com/samsung-ssd-creators-note_tomonarisora/

友成空さんは「鬼ノ宴」のデモをTikTokに投稿したのが2023年11月。1stワンマン「雨のち空」を東京のTOKIO TOKYOでやったのが2024年1月21日。約2ヶ月半です。ただ、この会場は公式サイトの表記で180名キャパシティ。速いけれど、小さい。

https://kansaipress.com/monaki/

モナキはもう少し短い。デビュー曲のサビをTikTokに緊急先行配信したのが2026年2月、メジャーデビューが4月8日。その当日、池袋サンシャインシティの噴水広場に約2,500人。約2ヶ月で2,500人です。ただしこれは入場無料のリリースイベントで、チケットを売ったライブの数字とは、意味が違います。

https://fanpla.jp/fanplakit_news/detail/53321/

AKASAKIさんは「Bunny Girl」のサビを2024年7月にTikTokへ投稿。初のワンマンが2025年3月31日の渋谷WWWで、約9ヶ月です。imaseさんは「NIGHT DANCER」を2022年5月に投稿。初の有観客ワンマンが2023年3月30日の渋谷WWWで、約10ヶ月でした。

そして、いちばん遠かったのがtuki.さんでした。

https://mdpr.jp/news/detail/4474999

「晩餐歌」の弾き語りをTikTokに投稿したのが2023年7月、中学3年生のとき。初めて有観客のワンマンをやったのは2026年2月11日の日本武道館です。

31ヶ月。2年7ヶ月です。

そのあいだ、tuki.さんはお客さんの前に立っていません。

同じ「TikTokでバズった」でも、2ヶ月と31ヶ月では、もう別の出来事なんですよね。

筆者作成

見てほしいのは棒の長さより、棒の下に書いた場所のほうです。速さと会場の大きさは、きれいに対応していません。2ヶ月のモナキが噴水広場、2ヶ月半の友成空さんが180名の箱。9ヶ月と10ヶ月のAKASAKIさんとimaseさんが渋谷WWW。そしていちばん遅いtuki.さんだけが、日本武道館から始まっています。

数字が最大の人が、いちばん遅い

距離は、数字の勢いとも対応していません。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000235.000030962.html

いちばん遠かったtuki.さんの「晩餐歌」は、2023年10月11日公開のHot 100に14位で初登場しています。投稿から3ヶ月。1位を取ったのが2024年1月で、ここでさらに3ヶ月です。ストリーミング累計5億回の突破は2025年5月。

チャートのてっぺんに立ってから客の前に立つまで、さらに2年かかっている計算です。

チャートは数字だけで1位まで上がります。会場はそうはいきません。誰かが先に手を挙げて日程を押さえ、その日が空いていて、はじめて立てます。火の大きさと、立てる場所の大きさは、別々に決まります。

M!LKの10年3ヶ月

https://sd-milk.com/

M!LKは2014年11月24日に結成。スターダストプロモーション所属の5人組です。翌2015年3月にCDデビュー、2021年11月にビクターエンタテインメントからメジャーデビューしています。「イイじゃん」の先行配信が2025年2月17日ですから、結成から10年3ヶ月が経っていました。

この10年で何をやっていたか。バズを受け止める器を、大きくしていたんです。

どしゃ降りが来ても、出しておいたバケツの大きさぶんしか溜まりません。バズも同じです。

2023年10月22日の横浜アリーナ1万2,000人は、その途中経過でした。1万人規模の会場を埋めるファンがいて、その規模を回せる制作チームがいて、アリーナの日程を先に押さえられる。2023年の時点で、M!LKはもうそこまで来ていました。

そこに「イイじゃん」の火がつきました。

結果、2025年12月から2026年2月のアリーナツアー「SMILE POP!」は全8公演・約6万人で全公演ソールドアウト。2026年9月26日から始まるツアーを、公式は「M!LK史上最大規模、約16万人を動員するアリーナツアー」と発表しています。

M!LK ARENA TOUR 2026-2027「シャカリキレボリューション」開催決定!

この16万人は、まだ終わった数字ではありません。初日は9月26日。この記事を書いている8月の時点で、1公演も始まっていません。発表されている予定の人数です。

それから、1万2,000人と16万人は、数えている範囲が違います。1万2,000人は横浜アリーナ1公演の動員で、16万人はツアー全体の合計。SMILE POP!の約6万人を8公演で割ると1公演あたり7,500人ですから、2023年の横浜アリーナより小さい会場も回っています。

平均で見るかぎり、1公演の箱は大きくなっていません。増えたのは、押さえられた公演の本数です。バズが動かしたのは、同じサイズの箱を何本連続で埋められるか、という一点でした。

席の数だけを足せば、1公演1万2,000人から、ツアー全体で約16万人。ただし前者は1日ぶんの実績で、後者は8公演ぶんの予定です。倍率として並べる数字ではありません。

それでも、増えたぶんを生んだのはバズではありません。1万2,000人を1日で埋められる土台が先にあったから、その本数を並べられました。土台が数百人の箱なら、同じ火がついても、増えるのは数百人の何倍かです。

実際、友成空さんは2ヶ月半で初ワンマンまで来ましたが、初のワンマンツアーは2025年11月の全3公演で、会場は梅田Zeela・新栄シャングリラ・WWW X。順番に階段を上っています。

どちらが上という話ではありません。ただ、バズが何倍になるかは、火がついた時点で出していたバケツの大きさで決まります。

ME:Iはデビュー前に6万5,000人

ME:Iはもっとわかりやすい。

https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/150487

『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から生まれた11人組で、番組シリーズ最多の1万4千人を勝ち抜いてデビューが決まりました。デビューシングル『MIRAI』の発売は2024年4月17日です。

ところが、お披露目公演「ME:ICONIC」は2024年3月27日から4月14日にかけて全9公演、計6万5,000人を動員しています。会場は東京ガーデンシアター、おおきにアリーナ舞洲、国立代々木競技場第一体育館。

“ME:I”(ミーアイ)初のファンコンサート全公演終了!『2024 ME:I LAUNCHING SHOW ME:ICONIC』 | FANY Magazine

全部、デビュー前です。

デビューする前に、6万5,000人が入る公演が組まれていた。1万4千人の応募者を1人ずつ落としていく番組そのものがバケツをつくって、できあがったバケツに、あとからデビュー曲を流し込んだ形です。

順番が、ふつうと逆なんですよね。

だからME:Iは、ほとんど階段を上らずに来ています。1stアリーナツアーは2025年7月から8月にかけて全国6都市13公演。同年12月の有明アリーナのアンコールは、2日間で計2万人超でした。

"2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR "THIS IS ME:I" has been confirmed!

上るべき階段が、最初から用意されていたので。

M!LKが10年3ヶ月、ME:Iがデビュー前に6万5,000人。どちらも、いちばん大きい数字がついているのは火がつく前の日でした。再生回数が何億回まで伸びるかは、そのあとの話です。

火がついた日と、大きな単独公演を組めていた日。この2つを日付で並べるだけで、誰かが何億回再生と発表したその日に、その数字が何人分の会場に変わるのかを自分で見積もれるようになります。

大きな会場を持っていないのは、ふつう弱点です。「あの人は最初、20人の箱から始めた」も、たいていは苦労話として語られます。

でも、tuki.さんの31ヶ月を日付で並べ直すと、この弱点が切り札に変わります。8組のなかで、そうなったのは1人だけでした。

バケツを持っている人がバズると、バケツが大きくなる。これは想像がつきます。

では、バケツを持っていない人がバズると、どうなるのか。8組を並べたとき、その答えがいちばんはっきり出ていたのは、tuki.さんでした。そしてその答えは、武道館に立てたという話ではありません。31ヶ月かけて彼女が手に入れたのは、ライブそのものではなく、もう一段上の階段を、

まるごと飛ばす権利でした。

順番を、待たなくてよくなる。ただし、使えるのは初めての一回だけです。

2026年2月11日の日本武道館は、チケット8,503枚が全席完売。そしてこの日が、正真正銘初めての有観客パフォーマンスでした。ワンマンライブだけでなく、イベントも番組収録も含めてです。当日、会場でギネス世界記録に認定されています。記録名は「ソロJ-POPアーティストによる初の一般公開・有観客公演で販売されたチケットの最多枚数」。

この順番は、ふつうありません。

だから、初めての公演で8,503枚という数字が、そのまま記録として残りました。

imaseは武道館まで2年3ヶ月

日本のアーティストがライブで大きくなるとき、たいてい段があります。数百人のライブハウスから始めて、Zeppクラスに上がって、ホールを回って、それから武道館やアリーナに手が届く。友成空さんも、AKASAKIさんも、imaseさんも、この順番です。imaseさんが初めて日本武道館でワンマンをやったのは2025年7月25日。渋谷WWWの初ワンマンから、2年3ヶ月が経っていました。

tuki.さんは、その段を全部とばしています。最初の1回が、8,503枚売れる場所でした。

筆者作成

なぜこうなったのかは、わかりません。理由は本人からも所属先からも説明されていません。中学3年生からの31ヶ月ですし、外からは見えない事情がいくらでもあります。

わかるのは結果だけです。この31ヶ月、客の前に立った日が一度もありませんでした。

ただ事実として、バズった直後にライブハウスを回り始めていれば、初めての有観客ライブは数百人の箱でした。それはそれで正しい進み方ですし、多くの人がそうします。ただ、初めては一度きりです。

初めての1回を数百人の箱で使っていたら、8,503枚のギネスはありませんでした。

31ヶ月我慢した、という話にはしたくありません。結果として、31ヶ月かけて溜まったぶんを一度に受け止められる場所ができた。そう読むほうが、8,503枚という数字には合います。

バケツを持っている人は、そのバケツの大きさぶんの階段を上ります。持っていない人だけが、階段を飛ばせる。

どちらも、先に何かを払っています。M!LKが払ったのは10年3ヶ月です。その代わり、いまは16万人分の日程を先に押さえられる側にいます。tuki.さんが払ったのは31ヶ月です。その代わり、一発で武道館に立ちました。

45億回とまだ発表されないライブ

いま気になっているのが、楽音(ささね)さんです。

2020年からモデル活動をしていて、2025年3月にTikTokでカバー投稿を始め、約1年でフォロワーが50万人を超えました。初のオリジナル曲「mosi mosi?」を2026年4月22日にリリースすると、初週でTikTok総再生4億回を突破。日本と韓国のTikTok楽曲ランキングで同時に1位。

そして2026年7月8日の時点で、この曲を使った投稿(UGC)が340万件、累計再生が45億回。ここまで3ヶ月弱です。

18歳のシンガー楽音(ささね)、TikTokで1.5億再生突破の2ndシングル「otukare」をデジタルリリース

45億。桁が違う。

ただ、この45億回と、tuki.さんの5億回は、同じ数え方の数字ではありません。tuki.さんの5億回は音楽ストリーミングの数字で、だれかが1曲を聴くと1回。楽音さんの45億回とM!LKの25億回はSNSの数字で、その曲を使った動画が再生されると1回です。数秒で飛ばされても1回に数えます。時点も、M!LKが2025年11月で、楽音さんが2026年7月と8ヶ月ずれている。

比べられるのは、同じ数え方のなかだけです。媒体が「総再生」として出している数字どうしで並べてみます。M!LKの「イイじゃん」が25億回。これが2025年11月の時点です。モナキが17億回、楽音さんが45億回で、こちらは2026年7月の時点。

この3つでいちばん大きい数字が出ているのは楽音さんです。時点が8ヶ月ずれていますし、内訳のそろえ方までは各媒体の表記からは追えないので、順位というより桁の話として見ています。デビューから3ヶ月弱でこの桁、というところが本題です。

一方で、韓国での初パフォーマンスは2026年6月15日に映像として公開されたものでした。2026年8月現在、わたしが調べた範囲では、ワンマンライブや大型フェスの出演は発表されていません。

未発表は、未定という意味ではありません。わたしが見てきた範囲では、アリーナやフェスの日程は発表の半年から1年前に動いています。いま表に出ていないだけで、水面下ではもう動いていると思っています。

遅れているわけでもない。デビューから3ヶ月ちょっとで、まだ高校を出たばかりです。むしろ、いまの日本の音楽の入口で、いちばん新しい順番を歩いている人だと見ています。

ただ、火の大きさと、それを受け止める場所の距離が、いまいちばん開いて見えているのが楽音さんです。45億回の火に対して、何人の会場が、いつ発表されるのか。ここから1年の発表が、そのままバケツのつくり方の答えになります。

筆者作成

8組を並べると、3つに割れました。火がつく前から場所を持っていたのがM!LKとME:I。M!LKは火の1年4ヶ月前に1万2,000人、ME:Iはデビュー前に9公演で6万5,000人です。火がついてから場所をつくったのが、tuki.さん、モナキ、AKASAKIさん、imaseさん、友成空さん。そして楽音さんだけが、火だけ先に行っています。バズの大きさは、この3つの分かれ方をひとつも動かしていません。

火はタダ、場所は据え置き

火をつけるところと、火を受け止める場所を用意するところ。この2つは、値段の下がり方がまったく違いました。

火をつけるところは、この3年でほとんど誰にでも開きました。サビだけ先に出す、口に出したくなるフレーズを置く、真似できる動きをつける。モナキのバズは、メンバーもスタッフも全員が想定外だったと本人たちが言っています。それでもデビュー前に7億回再生を突破して、TikTok上半期トレンド大賞2026の大賞を取りました。

狙わなくても当たることがある。それくらい入口は広くなっています。

会場は3年で3つ

でも、会場はそのペースでは増えません。

https://www.ig-arena.jp/news/2019/

会場そのものは、増えています。

Kアリーナ横浜が2023年9月29日、

LaLa arena TOKYO-BAYが2024年5月29日、

IGアリーナが2025年7月13日。

ただ、この3年で3つです。1年に1つのペースになります。

しかもさいたまスーパーアリーナは2026年1月13日から2027年3月末まで大規模改修で休館していて、そのあいだの日程はほかの会場に散っていきます。

再生回数は数ヶ月で何倍にもなりますが、箱の数はそうはいきません。

モナキが2026年8月にやる初ツアーは3公演です。会場はZepp Namba、Zepp Nagoya、Zepp Haneda。キャパシティは順に、スタンディング時2,513人、1,864人、2,925人。公称の合計で7,302人です。モナキの総再生は、2026年7月の時点で17億回を超えています。7億回はデビュー前の数字で、そこからさらに伸びました。

17億回の火に対して、この初ツアー3本で押さえられた場所が7,302人分です。

筆者作成

これはモナキが小さいのではまったくなくて、デビュー4ヶ月でZeppを3本押さえるのは相当に速いほう。それでもこの差が出ます。

高いのは会場費じゃない

場所の値段は、会場費だけの話ではありません。現場でいちばん重いのは時間です。アリーナクラスの会場を押さえるのは、わたしが見てきたかぎり、だいたい1年前。いま45億回の火がついている人が来年アリーナに立つには、火がつく前に日程を押さえていないと計算が合わない。

しかも、日程を押さえた人が、埋まらなかったときの損も引き受けます。押さえ方によっては、仮の段階からキャンセル料が動きます。アリーナ1本にかかるのは会場費だけではありません。ステージを組み、音を出し、照明と映像を入れる。機材をトラックで運び、動かす人に人件費を払う。

その全部を、曲が当たる前に「やる」と決められるかどうか。火をつける側と、受け止める側でいちばん違うのは、ここでした。

わたしがプロデューサーとして現場を見てきたかぎり、これから効いてくるのはここです。曲を当てる技術より、当たったときに何人分の場所を、何ヶ月後に押さえられるか。M!LKが10年かけて用意していたのは、この押さえる力でした。ME:Iのオーディション番組が売っていたのも、楽曲より先に6万5,000人分の場所です。

TikTokが下げたのは、火を届ける値段でした。曲をつくる値段も、機材と配信のぶんは下がっています。下がっていないのは、バケツの値段のほうです。

だから、これから強いのはバズらせる人ではありません。バズを一度で受け止められる場所を、先に用意している人です。

日本の音楽が海外に出ていくときも、同じ話になります。海外で曲がバズることは、もう珍しくなくなりました。そのとき現地で何人分の場所を押さえられるかが、次の差になる。そこまで先に押さえられるチームが日本側から出てくると、いまの流れはもう一段大きくなります。

それでは。

朝日けけ。

J-POPの世界進出の話は別記事で深ぼっていますので合わせてどうぞ。

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